HTMLメールとは?テキストメールの違いは?

2018.10.22

HTMLメールとは

普段何気なく購読しているニュースレター、メールマガジンや商品購入後に届くメールなど、メールは我々の日常生活で欠かせないWebツールの1つです。

2018年の調査では、ビジネスメールの1日平均送信数でも約12通、受信は約34通とのことです。個人のメールアドレスで購読しているニュースレターやメールマガジンを併せると、日々かなりの数のメールを受信しているのではないでしょうか。
(参考)「ビジネスメール実態調査2018」

それらのメールの形式には、文字情報のみで作られた「テキスト形式(テキストメール)」と、HTMLで記述された「HTML形式(HTMLメール)」の2種類があります。かつては「テキストメール」が中心でしたが、近年は半数以上の人がメールをスマートフォンで閲覧していたり、GmailなどWebベースのメールアプリが主流になっていることから「HTMLメール」の利用率が急増しています。「テキストメール」と「HTMLメール」にはそれぞれどの様な違いがあるのでしょうか?

テキストメールとHTMLメールの違い

テキストメールは文字情報だけで構成された従来用いられてきたメールです。メールマガジンでは、文字の装飾や記号などを用いて読みやすいデザインにするなどの工夫がなされてきましたが、リンクをクリックして欲しい時には長いURLがそのまま表示されてしまうなどデザインには限界もありました。

一方のHTMLメールはHTMLで作成ができるため、画像やハイパーリンクの利用など、Webサイトと同様のデザインが可能になりました。実質、ランディングページを1枚送付していることとなります。その為、開封やクリックといった効果測定が容易になったことも特徴です。

以前はユーザーの多くがOutlookなどHTMLメールに対応できていない旧型のメールクライアント(アプリケーション)を利用していたことや、データ容量、セキュリティなどが懸念され敬遠されることもありました。しかし現在では例えば楽天やAmazonなどのECサイトをはじめ多くの企業がHTMLメールでメールマガジンを送り、また近年最も利用者が増えスマホアプリでもよく利用されるメーラーであるGmailはHTMLメールが標準です。

また、マーケティングオートメーションツールで配信されるメールもHTMLメールが標準となっています。企業間でもメールマガジンだけでなく、通常のメールでも用いられるようになってきています。2018年の調査では20%以上の人がビジネスでHTMLメールを利用するまで浸透しているようです。

ではどのような理由でHTMLメールの使用率が増加したのでしょうか。メリットとデメリットをまとめてみたいと思います。

メリット
-文字情報だけで作成できるため、作成時に専門知識が不要
-送信時にメールの容量が軽い
-メール受信側のレイアウトの心配がない

デメリット
-テキスト情報しか送信できないため、デザインや伝えられる情報に限界がある
-送信したメールの開封率など効果測定ができない

HTMLメールのメリット・デメリット

メリット
-WEBページの様に文字のフォントや色を設定できる
-イメージ画像を利用できる
-テキストやイメージ画像にリンクを挿入でき、ボタンの形でクリックを促すこともできる
-メールの開封や、メール内のリンクのクリックを計測することができる

デメリット
-デザインやコーディングが必要
-デバイスごとに表示の検証作業が必要

HTMLメールは増加傾向

上記のメリット・デメリットの通り、受信者は豊かなデザインやリンクなどが設置されることでメールが読みやすく便利になり、配信者は開封率などのマーケティングデータを取ることでメールをより効果的なものへと改善することができます。この様に双方にメリットがある為、HTMLメールの導入が進んでいます。

一方、課題として残るのが携帯キャリアメールアドレスに対する配信です。例えば、
「@docomo.ne.jp」や「@softbank.ne.jp」などを使用しているユーザーにHTMLメールを配信しても画像が正しく表示されないなど不具合が生じるケースがあります。

解決策としては、メール配信時のシステムに、HTMLメールを受け取れないデバイス・機種には代わりのテキストメールが自動的に送信される「マルチパート配信」を用いることです。

参考:HTMLメールエディターを利用できるメール配信システムのまとめ

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